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掲載日:2025年1月30日
Windows10のサポート期限と、後継OSのWindows11ご紹介
Windows 10のサポート終了期日である【2025年10月14日】が近づいています。
参考:Microsoft公式サイト - Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 のサポート終了について
この期日を超えるとMicrosoftによるセキュリティ更新プログラムの提供が終了し、利用中のシステムは新たな脅威にさらされるリスクが高まります。
IPA(情報処理推進機構)も注意喚起しているように、サポート切れのOSを使い続けることは企業のIT環境において致命的な問題を引き起こす可能性があります。
本記事では、Windows 11への移行を検討している企業に向けて、スムーズかつ効率的な切り替えを実現するための具体的な方法や注意点について解説し、移行に伴う作業負担を最小限に抑えながら、最新のOS環境を整えるための有益な情報をご提供します。
企業のシステム環境を安全に保つためにぜひ最後までお読みいただき、Windows 11への移行計画を進める際の参考にしてください。
Windows 10サポート終了の背景と企業への影響
マイクロソフトは、自社が提供する各製品に対してサポートライフサイクルを定めています。
このライフサイクルでは、製品の発売後、最低5年間のメインストリームサポートと、さらに5年間の延長サポートを提供することで、計10年間のサポートを保証しています。
Windows 10は2015年に発売されたOSであり、このルールに従って2025年10月14日にサポートが終了することとなりました。
Windows 10サポート終了が企業に与える影響
サポート終了により、企業が直面する可能性のある問題は以下の通りです。
1. セキュリティリスクの増大
IPA(情報処理推進機構)の調査によると、2024年1月から9月までの間にWindows OSの脆弱性が悪用された事例が15件確認されています。
サポート期間中であればセキュリティアップデートが随時行われ脆弱性が修正されますが、サポート終了後はこれらの更新が停止するため、セキュリティリスクが一気に高まります。
サイバー攻撃の標的となる可能性が増大することから、特に企業システムでは重大な問題となり得ます。
2. 新しいソフトウェアやデバイスとの互換性問題
サポート終了したOSに対応したソフトウェアやデバイスの開発は時間とともに減少していきます。
開発側にとって、サポート終了したOSを維持することは検証コストやセキュリティリスクの観点から避けたい対応となるためです。
この結果、最新のソフトウェアやデバイスでは、Windows 10との互換性が徐々に失われる可能性が高まります。
こうした互換性問題は、業務の効率や生産性に直接影響を及ぼすでしょう。
これらの課題が顕在化する前に、時代の流れに合わせてWindows 11への移行が必要不可欠です。
新しいOS環境への切り替えは、セキュリティ面や業務の利便性を確保するために、早急に検討すべき課題と言えます。
後継OS「Windows 11」の特徴とメリット
Windows 10の後継としてリリースされた現行の最新OS、Windows 11には、さまざまな改良と新機能が搭載されています。
ここでは、その主なメリットをご紹介します。
1.UI/UXの改善
Windows 10では、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザー体験)に対して賛否が分かれていましたが、Windows 11ではユーザーの意見を反映し、大幅な改善が行われています。
具体的には以下のような変更が挙げられます。
• タイルアイコンの廃止:従来のタイル形式からシンプルなアイコンに変更され、視認性が向上。
• スタートメニューの位置変更:スタートメニューが中央に配置され、直感的な操作が可能。
• エクスプローラーのタブ表示:ファイル操作が効率化され、複数フォルダー間の移動がスムーズに。
• 仮想デスクトップとマルチディスプレイ機能の向上:作業スペースの切り替えや管理が容易になり、生産性を高める環境が整備されています。
2.強化されたセキュリティ機能
Windows 11では、セキュリティ機能が大幅に強化されています。
その一例として、TPM 2.0(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)の要件が必須化されています。
この機能は、ゼロトラストセキュリティモデルに基づき、システムの安全性を確保する重要な役割を果たします。
企業のIT管理者にとっては、最新のセキュリティ基準を満たす環境を整えられることが大きな安心材料となるでしょう。
3. 生産性向上に役立つ新機能
Windows 11には、業務の効率を向上させる便利な新機能が多数追加されています。
代表的な機能は以下の通りです:
•Snap Layouts:複数のウィンドウを画面上にきれいに並べて表示できる機能。
※例えば、Excelとメモアプリ、Webブラウザを同時に操作する際に、作業スペースを簡単に整えられます。
•Widgets:最新ニュースや天気予報、スケジュールなど、パーソナライズされた情報を即座に確認可能。
•Teamsのタスクバー統合:タスクバーからシームレスにTeamsを利用でき、コミュニケーションがスムーズになります。
4.パフォーマンスとユーザー体験の向上
Windows 11は、OSのパフォーマンス向上と快適なユーザー体験を目指して設計されています。
日々の改善が進められており、使用感がより洗練されたものとなっています。
Windows 11は、ビジネス環境において必要なセキュリティと利便性を兼ね備えた、次世代の選択肢として注目されています。
移行を検討する際の参考にしてください。
企業におけるWindows11移行の基本的な流れ
実際に、実務としてWindows11に移行する場合に気を付けるべきポイントについて解説します。
準備段階
準備段階で確認・実施が必要な内容としては以下になります。
・現在使用中のPCやデバイスの確認:Windows 11のシステム要件を満たしているか。
特にTPM 2.0要件を満たしていなければインストールできないためアップデートではなくリプレイス(買い替え)が必要となります。
・使用中のアプリケーションやシステムとの互換性チェック:
使用しているアプリケーション(特に自社独自の物)によってはWindows11に対応していない可能性も0ではありません。
念のためWindows11でも問題なく動くかベンダーに質問したり検証用端末での検証を行ったりしましょう。
・必要に応じたデータバックアップの実施:
OSのアップデートは何が起こるかわかりません。
事前に必要なデータはサーバにバックアップしておくなどし、ロールバックできるようにしておきましょう。
移行プロセス
実際にアップグレードを行う場合以下のいずれかの方法で実施します。
1.Windows Update経由でのアップグレード
最もベーシックな方法で、特に問題がなければこちらの方法で実行する形となります。
2. インストール アシスタントを使用してアップグレード
Windows11のページからインストールアシスタントのファイルをダウンロードして実行することでアップグレードを行います。
3. Windows 11 インストール メディアの作成
新規または中古の PC に Windows 11 の再インストールまたはクリーン インストールを実行する場合はこちらを選択することとなります。
USBやDVDメディアにデータを保存し実行します。
もし現行端末がシステム要件(特にTPM要件)を満たしていない場合は必要に応じ新規デバイス購入を検討する必要があります。
また、移行後想定外のトラブル(使用していたソフトウェアが使えなくなったなど)も考えられるため、可能であれば検証用端末を使用してアップグレード作業や、アップグレード作業後の動作を確認のうえ段階的な導入を行いましょう。
販売代理店の活用を検討するメリット
社内全体の端末をまとめてアップグレードする際、そのライセンス管理は非常に煩雑になりがちです。
特に中小企業において、IT業務を一人で担当する「ひとり情シス」の場合、このような大規模アップグレードへの対応は大きな負担となることがあります。
アップグレードに伴い、既存アプリケーションの見直しが必要になるケースも多く、IT資産管理台帳の更新だけでも多大な工数が発生する可能性があります。
こうした背景を踏まえると、販売代理店の活用を検討することは非常に有効な手段の一つと言えます。
代理店を利用することで、大規模アップグレードに付随する作業を効率化しつつ、以下のような多くのメリットを享受することができます。
販売代理店を利用するメリット
1. ライセンスやアップグレードの一括管理
複数のメーカーをまたぐライセンスやアップグレードをまとめて管理できるため、管理負担が大幅に軽減されます。
2. 専門的なアドバイスやサポート
専門知識を持つ担当者が適切なアドバイスを提供し、アップグレード作業をスムーズに進められます。
3. メーカー保証や追加サービスの活用
販売代理店を介することで、メーカー保証や関連サービスを迅速かつ確実に利用できるようになります。
4. ボリュームディスカウントの可能性
導入するライセンスの数に応じて割引が適用されるボリュームディスカウント制度を採用しているライセンスプログラムの場合、少数で複数回に分けて導入するよりもある程度まとまったライセンス数で導入する方が、トータルコストが低くなる場合があります。
こうしたメリットは、単に管理コストを削減するだけでなく、包括的なサポート体制やコスト最適化を実現する助けとなります。
特に更新ボリュームが大きい場合には、販売代理店を活用することで、ライセンス管理の効率化とコスト削減を同時に達成できるケースも少なくありません。
まとめ
Windows 10サポート終了まで1年を切っており検証を含めるともう残された時間は少ない状況となってきています。
セキュリティやUI/UXの観点でもWindows11への移行が推奨されている状況です。
自社の体制や管理コストなどを検討のうえ、販売代理店の活用を含め計画的な移行計画を立てておくことが推奨されます。
ライセンスオンラインはMicrosoft社の製品だけではなく主要なベンダーの製品を網羅しOSのライセンスからSaaSまで幅広く取り扱う代理店として、お客様の組織体制などをお伺いしながら最適なプラン選定のお手伝いをいたします。
各サービスの有効期限管理はもちろん、シリアルキーの管理も可能でExcelでの管理台帳を廃止することも可能です。
こうした手間を削減し、各部門業務の効率化だけでなく、情シス担当者側の効率化も図ることができるのがライセンスオンラインを利用するメリットです。
ぜひ本サイトからのご購入をご検討ください。
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