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掲載日:2024年8月16日

Adobe Creative Cloudユーザーならプレミアム機能も使える!
Adobe Expressで何ができる?

Adobe ExpressはAdobeが提供している簡易的な画像制作・編集サービスです。
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSに向けた画像や、店頭に掲げるチラシ・ポスターなどをパッと制作する際に非常に便利で、非デザイナーの方にも使いやすいサービスになっています。

本記事ではこのAdobe Expressにどんな機能があり、どんなサポートが受けられるのかをご説明します。

Adobe Expressでできること

Adobe Expressでは次のようなアクションが可能です。

画像の作成

まずは一番使われる機能と考えられる、画像の作成です。
各種SNS(X、Instagram、Facebook、TikTok、LINEなど)でよく使われる画像サイズに合致したテンプレートを基に画像を作成したり、紙のチラシやフライヤーなどで使われるA4サイズのテンプレート、さらにはWEBサイトの集客などで使えるLPのデザインなども行ったりすることが可能です。
もちろん自分で決めたオリジナルサイズの画像も作成することができます。

動画の編集

Adobe Expressには、動画の編集機能も付いています。
Instagram(リールやストーリーズ)、TikTok、YouTube(ビデオ)など様々なフォーマットに対応し、動画のトリミング、サイズ変更・結合、そして字幕の自動生成にも対応し、1つの動画素材から、複数のプラットフォームに向けた動画クリエイティブを作成することが可能です。

オリジナルロゴなどの作成

自社の新しいブランドを立ち上げる際にデザイン案を複数作成したい場合にもAdobe Expressを活用できます。
テンプレートの中にはロゴデザインも含まれており、あらかじめ設定されている文字列を自由に変更して、簡単な編集を加えるだけで様々なロゴ案を作成することができます。

ドキュメントの変換

著名なPDFの閲覧ソフト「Acrobat」を提供しているAdobeなので、ドキュメントの変換も機能として含まれています。
作成したイメージをPDF形式へ変換したり、PDF内のコンテンツを編集したり、ほかにもPDFの結合やページの整理、jpgへの変換などに対応しています。

AIによる画像生成・編集

2023年以降で一気に注目を浴びた「生成AI」もAdobe Expressで使うことができます。
テキストから画像を生成する基本的な使い方はもちろん、既存画像の塗りつぶしたいところをテキストで指定することで塗りつぶしてくれる機能などもあり、イラスト作成や画像編集の知識がない人でも簡単に、考えたアイデアを実現できるようになっています。

他にも次のような機能が使えるため、単純な画像・動画編集サービスというよりは「クリエイティブを中心としたマーケティングツール」とも呼べるような、”できることの多い”サービスとなっています。

・SNSの予約投稿
・画像加工についての学習
・アドオンを使用した拡張サービスの利用

SNSの画像作成から投稿までを1つのサービス内で対応可能

前述の通りAdobe Expressでは簡単に画像を作成できるうえ、SNSの予約投稿機能もあるため、非デザイナーの人でもデザイン部門を通さずデジタルマーケティング施策を実行することができます。

中小企業でありがちな、ひとりの販促担当が企画から制作、そして実行・運用、効果測定まで、すべて行わなければならないケースには、Adobe Expressを使用することで制作から投稿作業までを1つのサービス内で完結することができるため、業務の効率化を図ることができます。

さらに、有料プラン限定ではあるものの、ロゴやカラー、フォントをチームで共通化してブランドマネジメントを行う機能もあるため、複数のメンバーが制作に関与する場合でも、常に統一した基準で作業を進めることが可能です。

素材はAdobe StockやAdobe Fontsが利用可能

※当キャプチャに表示されている各素材は、本稿執筆時点で提供されているものです。

いかなるフォーマットにおいても、デザインを制作する場合にありがちなのが、手元に利用可能な素材がなく装飾ができないというケースです。

無料の画像・動画素材サイトもありますが、素材点数が少なかったり、ダウンロード数に制限があったりなど、なかなかかゆいところに手が届かない場合が多いようです。
Adobe ExpressではAdobe社が提供している素材ストックサービスである「Adobe Stock」を一部利用できます。

無料で利用可能な素材だけでも100万点以上あり、フォントも無料で数多く使えるため、素材に困ることはないかもしれません。
さらに、有料のAdobe Fontsを使用することで、よりインパクトのある文字装飾を行うことも可能です。

生成AIの法的なリスクについてもAdobeが保証

出典:https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html#faqs

Adobe Expressでも使える画像生成AIですが、心配になるのが法律面でのリスクです。
無許可の画像データを学習したことによりその画像に似通った画像が生成され、作者から指摘を受けて炎上するケースは昨今よく見受けられることかと思います。

Adobeの画像生成AI「Firefly」は、パブリックドメインのコンテンツやAdobe Stockなどのライセンス済みのコンテンツのデータセットでトレーニングされているため、生成AI利用の懸念点としてよく挙げられる無断学習がされないようにしたうえで開発が行われています。
学習データが開示されていなかったり、著作権上は問題ないからと無許可で学習されていたりするLLMを利用した画像生成AIを使用するリスクと比較すると、Adobeが保証してくれるFireflyの活用が安心と考えられます。

使っていく中で知りたいTipsが記事と動画でわかりやすく学べる

非デザイナーでも簡単にデザインを制作できる画像編集サービスといえど、そもそも画像編集の経験がない人にとっては、ちょっとした作業でもどう進めればいいのか悩む場合が出てくるものです。

Adobe Expressでは、こうした初心者の人に向けたピンポイントでの「Tips」コンテンツを、数分の記事と動画にして公開しています。

一般的にみられるような15分程度のチュートリアル動画では、サービスや機能の概要までしかわからなかったり、自分の欲しい情報を探すための情報収集の時間を多く使う必要があったりしますが、Adobeの「Tips」は、ピンポイントの動画を作成しているため、わからないことをすぐに探し出し、解決することができます。

動画であるからこそ、Adobe Expressのサービス画面上での具体的な操作方法を学べるので、Tips画面を映しながら、並行して作業に取り掛かるといった使い方もできそうです。

まとめ:Adobe Expressは「何を作るか」に集中できるサービス

Adobe Expressは無料でも使えるサービスながら、豊富なテンプレートと素材、そして非デザイナーでありながらもデザイン業務を進める必要がある担当者の「業務そのもの」をサポートできる、数多くの機能を備えたサービスです。
法的なリスクも抑えたAIによる画像生成で新たな素材も簡単に作り出せ、「どう作るか」ではなく「何を作るか」に集中できるサービスになっています。

さらにAdobe Creative Cloudの契約者であれば、素材をすべて使えたり、写真やグラフィックの共有、より多くのストレージ管理が可能になったりなど、チームとしての生産性を高めることが可能であり、1段階クリエイティブのレベルを上げられるAdobe Expressの利用をおすすめします。

ライセンスオンラインはAdobe Expressを取り扱う代理店としてお客様の組織体制などをお伺いしながら最適なプラン選定のお手伝いをいたします。 各サービスの有効期限管理はもちろん、シリアルキーの管理も可能でExcelでの管理台帳を廃止することも可能です。

こうした手間を削減し、各部門業務の効率化だけでなく、情シス担当者側の効率化も図ることができるのがライセンスオンラインを利用するメリットです。

ぜひ当サイトからのご購入をご検討ください。

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