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掲載日:2024年8月16日

たくさんあるけどどれが良い?Splashtopのプラン比較

Splashtop(スプラッシュトップ)はテレワーク/リモートワークを安全かつスムーズに行えるツールです。
さらに、細かくプランが分かれているため、自社の状況に合わせて最適なライセンスを選べるのが特徴になっています。 一方、プランごとの特長についてしっかりと把握していないと最適な選択ができない可能性もあります。

本稿では、そのようなSplashtopのプランごとの特長や、どんなケースでどのプランを選択するべきかをご紹介します。

Splashtopには6つ(+1)のプランがある

数多くあるSplashtopのプランですが、まずオフィシャルサイトで選択できるプランは次の6つがあります。
・Splashtop Business
・Splashtop Business Pro
・Splashtop Business Performance
・Splashtop Enterprise Cloud
・Splashtop Enterprise
・Splashtop On-Prem

このプランとは、別にスマートフォン向けのアプリとして「Splashtop Personal」というプランもありますが、このプランは非営利での利用のみが許可されており商用利用が不可となっているため、法人が実質的に選択できるプランは6つとなっています。

Business、Enterprise、On-Premの違い

プランを見ると、<Business>、<Enterprise>、<On-Prem>の3つに分類されるのがわかります。 それぞれの違いは主に以下の通りです。

<Business>

チーム単位もしくは中小企業での利用にフォーカスしたプラン

<Enterprise>

大企業などで情シス担当者や管理者が使うことを想定している管理機能を強化したプラン

またライセンスの効率的な購入方法や、社内体制に合わせた適切なライセンスの選択なども教えてくれるかもしれません。

<On-Prem>

高いセキュリティを求められる企業に向けたサーバインストール型。いわゆるオンプレミス型のプラン

当サイトのユーザーの方の多くが該当すると思われるのが、<Business>と<Enterprise>ですが、今回はこの中でも特に<Business>について、細かく掘り下げてみようと思います。

Splashtop Businessの通常、Pro、Performanceの違い

Splashtop Businessには3つのプランがあります。

※詳細はSplashtop公式マニュアルサイトをご覧ください。

<Splashtop Business>

Splashtop Business(以降、無印)は、一番お手頃なプランであるものの単独やチームとして使う機能は十分に含まれており、ファイル転送やチャット、リモートプリントといった機能はもちろん画面の非表示機能(操作されているPC側の操作画面が見られないようにする)やサポート対象外ながらリモートウェイク(WOL機能)も利用でき、セキュアなリモートアクセス環境が使えるプランです。

<Splashtop Business Pro>

Splashtop Business Proは、60FPSで利用できるほか、無印の機能に加え次の機能が使えるようになっています。
・リモート中セッション録画
・マルチモニター
・My Desktop共有
・1ストリーマー2同時接続
・Webアプリ
・セッション前ファイル転送
・セッション前チャット
リモート中のセッションを画面録画できたり、マルチモニターを使えたり、セッション前ファイル転送が使えたりなど、より複雑な環境でも接続元に再現できるプランとなっています。

<Splashtop Business Performance>

Splashtop Business Performanceは、240fpsで利用できるほか、Proの機能に加え次の機能が使えるようになっています。
・リモートUSB
・リモートスタイラス
・リモートマイク
・YUV444
・高音質のオーディオ
・MACアドレスホワイトリスト
ユーザー環境において、より柔軟な操作と高いセキュリティを実現する機能が付加されています。
例えば、リモートUSBやリモートスタイラスといった業務の可用性を高める機能や、MACアドレスホワイトリストといった、よりセキュアな環境を作るための機能です。

プランの選択について、わかりやすいところでは、マルチモニターを使いたかったり画面を録画できるようにしたければBusiness、さらにデザイン部門などでペンタブなどを利用したり、ハイレベルのセキュリティが求められるケースではPerformance、どちらも必要としないのであれば無印で良いかもしれません。

Splashtop Enterpriseの通常、Cloudの違い

Splashtop Enterpriseには2つのプランがあります。

<Splashtop Enterprise(以降、無印)>

Splashtop Enterpriseの無印には、ユーザーライセンスと技術者ライセンスがあります。
ユーザーライセンスはSplashtop Business Performanceに加えて、SSOに対応していたり、IPアドレスホワイトリストなどの活用による、よりセキュアな環境にできたりするプランです。

技術者ライセンスは、エンドポイント管理やリモートでのヘルプデスク対応ができるようになるライセンスになっています。

<Splashtop Enterprise Cloud>

Splashtop Enterprise Cloudはその名の通りクラウド(ブラウザ)経由で利用可能なプランです。 ブラウザ上で動くため、アクセスしやすい一方、その分はやはり機能に制限がかかり、リモートUSB機能やIPアドレスホワイトリストなどが使えなくなっています。

Enterpriseは高機能ですがその分コストが高くなりやすく、多くの中小企業はBusinessの選択が最適といえるかもしれません。

まとめ:Splashtopは業務環境や求められるセキュリティレベルに応じて適切なプランを

Splashtopは法人向けにBusiness、Enterprise、On-Premのプランが提供されています。

とりわけ中小企業に適しているであろう、Business版の各プランを、再度おさらいしましょう。

多くの企業はBusinessもしくはEnterpriseでのライセンス契約になるかと思われますが、無印のBusinessプラン(上図の左側のプラン)でも、十分に高機能なサービスです。
マルチモニターやペンタブレットなどの利用、エンドポイント管理が必要か、などを基に最適なプランを選択することで、過不足ないプラン選定が可能になってきます。

ライセンスオンラインはSplashtopを取り扱う代理店として、お客様の組織体制などをお伺いしながら最適なプラン選定のお手伝いをいたします。
各サービスの有効期限管理はもちろん、シリアルキーの管理も可能でExcelでの管理台帳を廃止することも可能です。

こうした手間を削減し、各部門業務の効率化だけでなく、情シス担当者側の効率化も図ることができるのがライセンスオンラインを利用するメリットです。

ぜひ当サイトからのご購入をご検討ください。

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