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掲載日:2023年10月5日

Officeを利用している企業が利用可能なMicrosoft製AIサービス

チャット型のAIサービスが大きな注目を集めている昨今、自社でAIを利用したいが、新たなツールを使い始めたり導入したりするには障壁がある企業も多いのではないでしょうか?
そうした企業向けに、すでに何らかの形で利用している可能性が高そうな「Microsoft」にフォーカスし、Microsoft製品を利用している企業が使い始められるAIを当記事でまとめます。

はじめに:最近話題のAIとは

AI開発は以前から盛んですが、2023年になって注目を浴びているのが、ChatGPTをはじめとする、チャット型のAIサービスです。
ここ数か月で広く受け入れられた理由としては、自然言語、つまり人間が普段発している” 話し言葉”で、まるで人と対話するようにAIとやり取りできることが大きいと思われます。
この記事を読んでいる方の中にもニュースなどで、AIへ指示することで、文章やアイデアの作成や、画像の生成などが行われた様子を見たことがある方がいるかもしれません。
またその作成・生成機能を、仕事に利用しようとする動きも活発です。

一方、企業活動を考えると、セキュリティ面やリーガル面で、新たなツールやサービスを導入することに慎重になってしまうのは自然なことです。
当記事ではそのような障壁で悩まれている企業に向け、すでに導入し利用しているであろう「Microsoft」製のAIサービスについて紹介します。

Microsoft が提供するAIサービス

Microsoftは、2023年7月、「Microsoft 365 Copilot」を発表しました。
これは、 ChatGPTのように、対話式でAIとやり取りを行うようなサービスであり、かつ「Microsoft365」のアプリケーションに組み込まれるため、現在WordやExcelを利用している企業であれば、その延長線上で利用することができるサービスです。

ただし2023年7月時点の情報では、Microsoft 365のエディションのうち「E3」、「E5」、「Business Standard」、「Business Premium」の利用者向けに一般提供された後に、1 ユーザーあたり月額 30ドル(7月時点の日本円換算:約4,400円)で利用できると公式アナウンスされています。
また、具体的な提供時期は「今後数か月のうち」とのことで、いつから使い始められるか?はまだ明らかではありません。

参考:https://news.microsoft.com/ja-jp/2023/07/19/230719-furthering-our-ai-ambitions-announcing-bing-chat-enterprise-and-microsoft-365-copilot-pricing/

WordやExcel、PowerPointなどのアプリケーションの上で、ChatGPTのように動くAIサービスが使えるとなると、かなり魅力的に思えないでしょうか。

業務ごとのAI利用アイデア

まだ使い始められないとしても、予めどのような業務でAIを利用していくか、社内で検討を進めたり、ルールを整備したり、事前に備えておくことが重要です。
どのような業務にMicrosoft 365 Copilotを利用することで、時間短縮や業務効率化が図れそうか、当記事では利用アイデアをご提案いたします。

【利用アイデア】

・メールの文面を自動的に作成する
・Wordで作成した議事録をもとに、PowerPointで企画書のドラフトを作成する
・Excelで作成した売上データの中で、分析すべき対象の提案を受ける
・複数のPowerPoint資料の中から要点を抜き出し、ひとつにまとめる

より具体的にどのような利用ができそうかを考えたい場合は、こちらの記事が参考になるかもしれません。

AI時代に備えよ!Microsoft 365で利用可能な「Copilot」の紹介

上記のアイデアとは別の方向性として、「Visual Studio」、「Visual Studio Code」を利用している企業であれば、別途料金を払うことで、コーディングを強力にサポートするAIサービスの「Github Copilot」が利用可能です。
「Github Copilot」とは、OpenAIとGithubによって開発された、コーディングをサポート・アシストする機能を持つAIツールです。
多様なプログラミング言語やフレームワークに対応しているため、コーディング初心者や、業務の一環として軽微なコーディングの必要な企業だとしても、「Visual Studio」、「Visual Studio Code」を利用することで「Github Copilot」の恩恵を受けられます。
ウェブサイトの軽微な修正やマクロの作成などで利用してみるのもいいかもしれません。

ライセンスオンラインなら利用している製品の更新管理が楽々

AIを利用するにあたり、導入障壁などを考えると、多くの企業の現実的な選択肢として「Microsoft 365 Copilot」が、最も身近に利用できるAIサービスではないでしょうか。

現時点で発表されている対応エディションは、「E3」、「E5」、「Business Standard」、「Business Premium」、この4点ですので、今のうちにいずれかのエディションに乗り換えておくと、スムースに利用開始できそうです。
また、より具体的に利用方法を考えたい場合は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

AI時代に備えよ!Microsoft 365で利用可能な「Copilot」の紹介

ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社が運営するライセンスオンラインでは、Microsoft 365のエディション変更も承っております。
請求書払い(NP掛け払い)や前払いにも柔軟に対応していますので、現在、買い切り版のMicrosoft製品を利用している方は、この機会にぜひご相談ください。

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