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掲載日:2022年3月31日
デザイン制作効率化!無料で使える
Adobe Creative Cloudのモバイルアプリ
画像・動画制作をはじめとする企業のクリエイティブ業務に欠かせないツールといえるAdobe Creative Cloudですが、実は有償プランへの加入状況にかかわらず、無料で利用できるモバイルアプリも提供されています。
デスクトップ版アプリケーションとこの無料モバイルアプリを併用することで、クリエイティブ作業の効率化を実現できることはご存じでしたか?
本稿は、Adobe Creative Cloudで提供されるモバイルアプリやその特徴を中心にご紹介します。
Adobe Creative Cloudのモバイルアプリ
Adobe Creative Cloudは、PhotoshopやIllustratorといったAdobe社が提供するツールを、サブスクリプション形式で利用できるサービスです。
20以上のツールを利用できる「Creative Cloudコンプリートプラン」の法人向けは、1ライセンスあたり税込8,778円/月となっています。
一方Adobe社は、スマートフォンやタブレットといったモバイル向けアプリも提供しており、こちらについては、サブスクリプションサービスを契約していなくても無料で利用可能です。
モバイルアプリはデスクトップ版と比較して機能が限られるものの、モバイルの利点を活かした機能が備わっています。
外出先でのファイル共有、画像データの編集が素早くできる…などの機能を活用し、便利な使い方ができるでしょう。
無料で使えるAdobeのおすすめモバイルアプリ7選
Adobe Creative Cloudのモバイルアプリのなかで無料利用ができるものの内、ライセンスオンラインがおすすめするのは次の7つです。
それぞれの特徴や機能などみていきましょう。
※なお、Adobe Creative Cloudのモバイルアプリを利用するには、あらかじめアプリをダウンロードし、Adobe IDでログインする必要があります。
Photoshop Express
Photoshop Expressは、写真編集に必要な機能がそろったモバイルアプリです。
カットアウトやかすみの除去、ノイズ低減などの加工にも対応しています。
画像のコラージュ、合成といった機能もあり、比較的手の込んだデザインに仕上げることが可能です。
スマートフォンで撮影した写真をスムーズにアプリ上で編集してSNSに投稿するなど、思い立ったときに手軽に作業ができるでしょう。
Adobe Fresco
Adobe Frescoはデザイナーやイラストレーター、アニメーターなどの、いわば絵を描くタイプのクリエイターが特に重宝するペイントアプリです。
Adobe Frescoの最大の特徴はライブブラシと呼ばれるブラシ機能です。
水彩、油彩の2種類が用意されており、実際の絵の具を使っているような表現がモバイル端末上で実現できます。
その他、ベクターブラシやラスターブラシなどの機能が備わっており、最新のスタイラスやタッチデバイスにも対応しています。
Adobe Frescoによって、より繊細なデザインができるでしょう。
Adobe XD
Adobe XDは、Webサイトやモバイルアプリなどのワイヤーフレームやモックアップが作成できるツールです。モバイル版の主な機能には、クラウドドキュメントとライブプレビューが挙げられます。
クラウドドキュメントでは、クラウドに保存されたファイルや共有されたアートボードの確認ができます。
ライブプレビューでは、スマホやタブレットとPCを接続して、PCで編集しているアートボードの閲覧が可能です。
Adobe XDのモバイル版では、デスクトップ版Adobe XDを使って編集したアートボードを出先でチェックするような使い方も可能になり、チーム内での作業状況共有にも有用です。
Adobe Capture
Adobe Captureは、写真やイラストなどをベクター素材に変換できるアプリです。
撮影した写真から、色の抽出やフォントの判別、テクスチャの作成などができます。
特に、ベクター素材への変換やスマートフォンで撮影した写真からオリジナルパターンを作成できる機能はクリエイティブ作業を進めるうえで、かなり有用です。
また、PhotoshopやIllustratorと連携させることで、作成した素材を使った制作も可能になります。
Premiere Rush
Premiere Rushは簡単に映像制作ができるアプリです。
直感的な操作で動画を編集して共有までできます。
例えば、スマートフォンで撮影した動画をPremiere Rushで編集し、SNSやWebサイトに投稿するといった使い方ができるでしょう。また最近隆盛しつつあるVlogの制作も容易です。
Adobe Scan
Adobe Scanはスキャンアプリで、書類を撮影することで、文書をPDFとして保存できます。
例えば、領収書やレシートをその場で撮影して共有することで、経費処理がスムーズに行えます。また、JPEG形式での保存が可能であり、用途に応じて使い分けが可能です。
Adobe Creative Cloud Express
Adobe Creative Cloud Expressは、基本機能は無料で利用できるモバイルデザインアプリです。
豊富な無料のテンプレートやフォントが使え、プロでなくても気軽にクリエイティブ業務が行えます。
SNS用に画像サイズの最適化やアニメーション・ビデオ簡易編集、サムネイル画像の制作といった幅広い場面で重宝するでしょう。
月額1,078円のプレミアムプランも用意されており、こちらに契約することで、すべてのテンプレートや編集機能を利用できるようになります。
Adobe Creative Cloudのモバイルアプリで業務を効率化
これらのAdobe Creative Cloudモバイルアプリは無料で利用でき、写真や動画の編集、デザイン描写、書類スキャンなど幅広い作業に利用できます。
とくにイラストレーターやデザイナーの方々であれば、Adobe Creative Cloudのモバイルアプリを使うことで、業務が大きく効率化するでしょう。
Adobe製品やMicrosoft製品を数多く取り扱っているストア「ライセンスオンライン」では、Value Incentive Plan(VIP)によるボリュームディスカウントがあるため、Adobe製品などの導入コストを抑えることが可能です。
また、公式直販にはないメリットとして、Adobe以外のメーカーの製品も含めたライセンス管理を一括で行えることがあります。
直販で個別に契約すると、管理をメーカーごとに行うことになり、契約が増えるに従い管理が煩雑になりがちです。
こうした手間を削減し、制作業務の効率化だけでなく、バックオフィス側の効率化も図ることができるのがライセンスオンラインを利用するメリットです。
Adobe製品の導入コストを抑えたい企業や、ライセンス管理の効率化を行いたい企業の担当者様は、ぜひライセンスオンラインをご活用ください。