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掲載日:2022年1月31日

リモートデスクトップでも業務効率を下げない
Splashtopとは?

テレワークを行うにあたり、据え置き型のデスクトップPCで業務を行ってきた企業は端末を自宅に持ち帰らせることができないため、ノートPCを用意したうえで自宅からリモートデスクトップでテレワークを行うケースがあります。

しかしリモートデスクトップはタイムラグの発生や、いつの間にか接続先PCが落ちていてアクセスできないなど、業務効率を下げてしまうポイントが数多くあるものです。
また、情シス担当の観点では、リモートデスクトップしているアクセス元PCへ自由にファイルをコピーできたり、アクセス先のPCの画面が別の人物から盗み見られたりしないかなど、情報セキュリティ面での不安要素が多々あります。
(参考:セキュアなテレワークを実現するためにリモートデスクトップ時注意すべき点とは

本記事では、こうした課題を解決できるリモートデスクトップの法人向けソリューション、「Splashtop Business」と「Splashtop Business Pro」をご紹介します。

Splashtopとは

Splashtopは社外から会社のPCに接続して遠隔操作を行うことができる「リモートデスクトップ」のソリューションです。
リモートデスクトップの性質上、会社にあるPCの画面を自宅のPCに転送して動かす遠隔操作方式のため、自宅のPC上でファイルを扱う状況が少なくなり、自宅PCからの情報漏洩の可能性が低くなります。
また、実際の処理は自宅のPCなどではなく会社のPCで行われるため、会社PCのスペックが高ければ自宅のPCスペックが低くても大きな問題にはならないところもポイントです。

テレワーク用端末として、会社に置いてあるデスクトップと同等スペックのノートPCを購入しようとするとかなりの高額になってしまったり、動画編集など高負荷な作業を行う端末の場合は、そもそもノートPCではスペックを満たすことが難しかったりもしますが、リモートデスクトップ方式であればノートPC側のコストを抑えつつも、業務効率を落とさない働き方ができるのが強みです。

加えてSplashtopでは1秒あたり30フレームでリアルタイムに高速描写する技術を持ち、会社の自席で端末を操作している感覚に近い状態で業務を行うことができるのが特徴です。

リモートデスクトップソリューション日本市場で売上シェア1位を取っており、直感的なインターフェースとわかりやすい操作性で使い勝手の面でも評価が高いサービスになっている他、iOS・Androidデバイス、Windows・macOSとOS・デバイスにしばられず使用可能なのも使い勝手の良さにつながっています。

ユーザー側から見たSplashtopの機能

実際に使うユーザーから見たSplashtopの強みとしては、次のようなものが挙げられます。

  • 1秒あたり30フレームでリアルタイムに高速描写するハイパフォーマンス

    リモートデスクトップを利用するうえでの問題点といえば「タイムラグ」の発生による反応の遅さがよく挙げられます。
    遠隔操作系のツールを使ったことがある方であれば、マウスでExcelの列の幅やウィンドウの幅を変えようとしたらタイムラグの関係でうまく合わせられなかったり、必要以上に画面の更新待ちでゆっくりとしか動かせなかったりしてイライラしたという人も多いのではないでしょうか?
    Splashtopでは秒間30フレームの更新頻度で画面が更新されるため、ほとんど手元の端末を操作するのと変わらない操作性を保つことができます。

  • マルチディスプレイにも対応

    最近では、複数のディスプレイモニタを使用して業務を行っているという企業も多いのではないでしょうか。
    しかしリモートデスクトップではシングルディスプレイしか対応していないという場合もあり、いざテレワークをしてみると、普段よりも狭い画面範囲でしか作業ができずやりにくい、という声が挙がることがあります。
    Splashtopはマルチディスプレイに対応しているため、自宅での業務においてもディスプレイを切り替えたり、デュアルディスプレイ環境を維持したりしたまま業務を行うことが可能になっています。

  • 上位版では情シス担当者によるリモートデスクトップでのヘルプデスク対応が可能

    上位プランであるSplashtop Business Proでは、2人同時のリモートデスクトップが可能です。
    これによって、情シス担当者が各スタッフのPCにリモートデスクトップし、PCのセットアップやトラブル対応、システムの管理・保守など、オンデマンドで対応可能になっています。
    1台のPCに2人が同時にアクセスできるので、ミスが発生すると大問題になる業務のWチェックなどにも効果的です。

  • アプリを立ち上げるだけでスムーズに接続可能

    アプリをインストールし接続元、接続先のPCで同じIDとパスを使いログインしたら以降は簡単に接続が可能です。

  • マニュアルが充実しているので情シス担当者への質問待ちがない

    サービスサイト上にマニュアルが公開されているため不明点はすぐに確認が可能です。
    ログインも不要なので、マニュアルを確認するためのアカウント情報を忘れたなどの問い合わせを行う必要がないのもストレスフリーなソリューションの利点と言えます。
    参考:https://splashtopkk.app.box.com/s/hbngzocre1p611m0r1ep

管理側から見たSplashtopの機能

管理者側から見ても、次のようなSplashtopを利用するメリットがあります。

  • 管理側も利用者側もソフトウェアをインストールするだけで利用ができるので、導入が簡単

    インストールしたら両端末で同じID/パスを使いログインするだけと言う簡単導入。
    クイックスタートガイドも揃っているため展開時も該当のURLを添付しておくだけでいいので簡単に自社へ導入・運用できます。

  • WakeOnLANに対応しているため退社時に立ち上げっぱなしにする必要がなくセキュリティ上も安心

    会社においてある接続先端末の電源が入っていなくても、接続元である自宅側から、会社PCの電源をONにできる「WakeOnLAN」に対応しているため、アップデートによる再起動や急な電源オフなどに対応可能です。
    常時起動することによる攻撃機会を抑制できるため、セキュリティ上も安心して使用が可能なうえ、アップデートやエラーによるシャットダウン・再起動が行われた場合も出社する必要なく対応可能です。

  • 自宅PCにデータの保存ができないように設定できるのでセキュリティ上も安心

    情報漏洩の基になりがちな、接続先端末から接続元端末へのファイルコピーなどを制限できるため、セキュアな環境を維持することが可能です。
    また、リモートプリント、テキストのコピー&ペーストの有効、無効などの細かいポリシー設定も可能なため、自社スタッフだけでなく、リモートデスクトップを許可する必要のあるスタッフへも、その契約形態や権限によって可能な作業範囲を切り替えることができるなど、柔軟な対応が可能です。

  • マニュアルが公開され、かつ充実しているので導入イメージが付きやすい

    ユーザー側から見た時のメリットと同様、マニュアルが充実しているためヘルプデスク対応のコストを下げることができます。
    また、社内での検討時や提案時にも紹介資料やセキュリティに関する資料、製品の比較表などがすでに公開されているため問い合わせの手間などもなく非常に手軽に検討を進めることが可能になっています。
    導入後の質問や使い方のレクチャーなどは自分たちで対応する必要があり、結局自分の仕事が手につかない、という情シスの方も多いと思いますが、こういったヘルプ面が充実しているからこそ、やはり売上シェア1位となるのでしょう。

Splashtopのセキュリティ

自宅側PCにファイルをダウンロードさせないだけではありません。Splashtopでは次のセキュリティ機能を実装し情報漏洩対策を行っています。

2段階認証 接続に対して2段階認証を行うことで不正アクセスの可能性を下げます。
デバイス認証 ユーザーが自由にデバイスを追加しガバナンスが崩壊してしまうことのないよう、デバイス認証機能があります。
ファイル転送の無効化 接続先PCから接続元PCへのファイル転送操作を無効化し、情報漏洩の要因をなくすことができます。
ログの管理とモニタリング セッションログや操作ログ、ファイル転送ログなどを保存し、不正な動作が行われていないかどうかを確認できます。
セッション中の接続先PCの画面非表示 セッション中に接続先PCの画面を盗み見られる可能性を減らすため、画面を非表示にすることができます。
接続中はキーボードとマウスをロック セッション中にキーボードとマウスを操作され不正な行動をとられる可能性を減らすためキーボードとマウスを動作しないようにすることができます。
切断時に画面をロック セッション切断後に不正に接続先PCを操作されないよう、セッション切断時に自動で画面をロックすることができます。

セキュリティを担保しながら業務効率を下げないリモートデスクトップを

Splashtopは簡単導入、高機能なリモートデスクトップアプリです。
管理面においてもセキュリティやガバナンスの確保などにおいて十分な機能性を持っており、コストも人数に応じたライセンス制のためコスト計算がしやすく増減に応じて柔軟に対応が可能になっています。
無料トライアルもあるのでリモートデスクトップに対して課題を感じている情シス担当者はぜひ一度ご検討ください。

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